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寒さに備えて防災用品を見直そう

湯たんぽを抱えている人の写真


近頃ぐっと急に気温が低くなり、冬の寒さを感じるようになりました。

寝具の交換、暖房器具の準備など、冬支度が一気に進んでいる方も多いのではないでしょうか。

これまで大雨・台風による水害や熱中症など、暑い夏の災害に備えてきた皆さんも、寒い時期の備えについて見直してみてはいかがでしょう。

今回は防災の中でも、特に寒さへの対策についてご紹介します。



自宅で停電したら


毛布や使い捨てカイロなどで体をあたためている図

  • 使い捨てカイロ、タオル、マフラー

  • 湯たんぽ、温かいペットボトル

  • 家にある防寒具や毛布


停電すると暖房器具が使用できなくなり、部屋の気温がぐっと下がります。

使い捨てカイロや(お湯が用意できる場合は)湯たんぽ等も利用し体をあたためましょう。特に首の後ろ、わきの下、尾てい骨の上などを温めると効果的です。


カセットコンロを使っている図

  • カセットコンロ


停電時は電気やガスが無くてもできる食事が必要になります。加えて寒い時期は温かい食事をとることで、寒さをやわらげたり、ほっと落ち着く効果があります。カセットコンロなど温かい食事を用意するための器具があると良いです。使用の際は火災には十分注意してください。



避難するときは


冬季に災害が発生し、避難に向けて防寒着を着ている図。火災を防止するために暖房器具を消火している。

  • 発熱・保温性のある防寒インナーウェアやアウトドアウェア

  • 帽子、手袋、靴下、腹巻

  • 保温用シート(アルミブランケットなど)、寝袋

  • 使い捨てカイロ


避難先では暖房器具の設備があっても、停電火災発生の対策のため、使用できないことがあります。寒さで体調を崩したり、眠ることができなくなったりするのを防ぐため、風を通しにくい服装を意識して、防寒対策を万全にして避難しましょう。



自分に合わせた冬の対策をしよう


人によって必要な備えは異なります。冬場に肌が乾燥しやすい人は「保湿クリーム」、寒い時期に体調を崩しやすい人は「常備薬」など、自分に合わせた備えも考えてみましょう。



出典

「東京防災」(東京都総務局総合防災部防災管理課) p.51, 194-195

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