今年1月1日の能登半島地震から2か月が経ちました。断水や避難生活が続いている地域もあり、まだまだ復旧しているとは言えません。
そして、復旧には継続した支援が必要です。今どんな支援ができるかご紹介します。
義援金・支援金
日本赤十字社や中央共同募金会などの団体が義援金(被災者に直接分配される寄付金)の受付けをおこなっています。
令和6年能登半島地震災害義援金(石川県、富山県、新潟県、福井県), 日本赤十字社
「令和6年能登半島地震災害義援金」の募集について
また、中央共同募金会は支援金(被災者を支えるNPOなどの団体の活動を支援するための寄付金)も受け付けています。
【寄付募集】令和6年能登半島地震の支援金の募集について
義援物資
石川県は企業・団体・自治体からのまとまった規模の義援物資を受け入れています。
※個人からの提供は受け付けていないのでご注意ください。
令和6年(2024年)能登半島地震に係る義援物資の受入について(石川県)
ボランティアの受け入れ状況
全国社会福祉協議会「被災地支援・災害ボランティア情報」の特設ページでは、各地のボランティアセンターの募集状況を一覧することができます。
3月12日現在も新潟市・富山県・石川県でボランティアを受け入れていますが、県内・近隣住民の方などの条件や、特設サイトでの事前登録が必要な場合があります。
活動を希望する方は、各ボランティアセンターが発信している最新情報を確認してください。
応援消費おねがいプロジェクト
「能登のために、石川のために 応援消費おねがいプロジェクト」として、石川県、能登を応援する飲食店や販売店などが掲示するマークが作られました。県外でも特産品を扱っていたり、寄付などの応援をしている店が分かるので注目してみてください。
能登のために、石川のために 応援消費おねがいプロジェクト
3月9日、東京・八重洲に石川県アンテナショップ「八重洲いしかわテラス」がオープンしました。特産品購入での応援や石川県内の観光相談などもできます。
観光での支援
観光で訪れることも支援の一つです。被災地域が全域で観光をストップしているわけではありません。加賀、金沢地域など復旧が進んでいるエリアでは観光客を待っています。実際に3月11、12日に金沢へ訪問した際は、観光客も戻りつつあるように見受けられました。
また、復旧状況も随時更新されていくので、最新情報を確認しつつ、訪れることをお勧めします。