今年の夏は暑かったですね。夏がなかなか終わらないと思っていましたが、あっという間に気温が下がり、気が付いたら冬を迎えていました。
これからの冬支度の前に、ここまでの暑さ・気温を振り返ってみましょう。
今年の夏は多くの地域で平均気温を更新していた
気象庁が発表した2024年夏(6月〜8月)の特徴でも、気温が全国的にかなり高かったとまとめられています。夏を通じて全国的に暖かい空気に覆われやすかったことと、高気圧に覆われやすく晴れて日射が強かった影響で平均気温が高くなりました。平年差も+0.8〜1.8℃と全国的に高かったことが分かります。
また、多くの地域で平均気温の高い記録を更新(または同じ高さを記録)していました。
* 平均気温の高い記録を更新した地域(地方季節予報の予報区分)
・関東甲信地方(タイ)
・東海地方
・近畿地方
・中国地方
・四国地方
・九州北部地方
・九州南部・奄美地方
・沖縄地方(タイ)
9月以降も引き続き平年より気温が高かった
直近3か月の気温変化を見ると、ほとんどの時期で気温が平均より高かったようです。
今年の夏は、全体的に気温が平均より高く、また気温が高い期間が長く続いたことが分かります。
今後の気温の予想は
地域 | 平均気温(向こう3か月) |
---|---|
北日本 | ほぼ平年並の見込み(低30 並30 高40%) |
東日本 | ほぼ平年並の見込み(低30 並40 高30%) |
西日本 | ほぼ平年並の見込み(低30 並40 高30%) |
沖縄・奄美 | ほぼ平年並の見込み(低30 並30 高40%) |
3か月予報では、平年並みが予想されています(2024年11月19日発表)
今まで平年より高かったことを考えると、気温差が大きくなることが考えられます。
また、日ごとに見ると、急に寒くなったり、また気温がもどったりとなかなか温度調節が難しい季節です。
皆さま最新の情報に注意して、体調など崩されないよう、ご注意くださいませ。
出典・参考資料
2024年夏(6月〜8月)の天候(気象庁)
予報区分の一覧表(気象庁)
向こう3か月の天候の見通し 全国(12月~2月)(気象庁)