12月に入り、本格的に雪のシーズンに入りました。
通勤通学などで日常的に運転される方はもちろん、雪のレジャーを楽しみに出かける方も、雪の中で運転することは避けられないでしょう。
積雪や降雪によって、路面や視界の環境が大きく変わり、運転時に気を付けるべきことはより多くなります。
ということで、今回は雪の日の運転時の注意についてご紹介します。
降雪時の運転は
大雪で気象庁と国土交通省から不要不急の外出を控えることが呼びかけられている場合は、災害や立ち往生が発生する危険があります。在宅勤務や予定の変更など、なるべく運転を避けるようご検討をお願いします。
やむを得ず運転の必要がある場合は、積雪路・凍結路用タイヤに交換して、普段の倍以上の車間距離をとり、急ブレーキや急ハンドルはしないようにしましょう。もし車が停車してしまったら、後続車からの追突に注意してハザードランプを点灯して救助を依頼してください。
雪道でのブレーキのかけ方
雪道で急ブレーキをかけると、タイヤがロックして止まれなくなることがあります。ブレーキをかける際は、徐々にゆっくりと行いましょう。特に坂道やカーブでは、速度を落として細心の注意を払いましょう。
雪で視界が悪いときは
大雪や吹雪で視界が悪いときは、お互いの存在に気づきにくくなるので、日中でもライトをつけて気づきやすくしましょう。
スピードは控えめにして車間距離を十分に取るようにしてください。
雪の日の運転にはくれぐれもお気を付けて、寒い冬を楽しみましょう。
出典・参考資料
東京防災 p.171
JAF 雪道・アイスバーンでの運転の注意点
ソニー損保 雪道の運転マニュアル
NHK 大雪「不要不急の外出控えて！」 何が危ない？その時どうする？