2024年10月17日から11月5日までアンケートを実施して、55名の方にご回答いただきました。
今回は「台風への備え」についてお聞きしました。
ご協力いただき、誠にありがとうございます。
結果をまとめましたので、お知らせします。
1.台風接近時、最も注目している情報は?
台風接近時、65%が「台風の進路や規模」に最も注目していることが分かりました。
多くの方が台風の動きや影響範囲を重要視しています。
次いで「住んでいる地域の災害リスク」が多いという結果となりました。
2.台風接近時、どのような情報源を利用していますか?
「防災アプリ」や「テレビ」が主要な情報源として利用されており、「インターネットのニュースサイト」や「SNS」も多く活用されていることが分かりました。
「自治体のHP」や「ラジオ」の他、その他では、気象庁の「キキクル」の情報や、国土交通省河川局の情報等の回答があり、様々な情報源が挙げられました。
【POINT】気象庁のキキクルとは?
台風の接近等で大雨が降ったとき、土砂災害・浸水・洪水について、「自分の住んでいるエリアの危険度」を確認することができます。
詳しくはこちらの記事をご確認下さい!
👉みんなの防災だより「まずは、キキクルを活用しよう」:https://www.rcsc.co.jp/bousai-contents/20230614
3.台風が接近する前、行っている対策はありますか?
「外の物を片付ける」が最も多く回答を集め、台風による飛散物の危険を避けるための対策を行っている方が多いことが分かります。
次いで「雨戸やシャッターを閉める」という回答が多くなりました。
一方で、「特に対策をしていない」人も一部おり、対策の意識に差が見られます。
4.台風による停電や断水に備えて、用意しているものはありますか?
「ある」と回答した方が91%に上り、多くの人が停電や断水に備えた準備をしていることが分かりました。
続いて、「ある」と回答した方へ、どのようなものを用意しているのかを質問しました。
是非、備えの参考にしてみてください。
5.どんなものを用意していますか?
様々な品目を挙げてもらいましたが、「飲料水・食料」が最も多く回答されました。
続いて「懐中電灯」や「電池・モバイルバッテリー」などが多く用意されているようです。
さらに、「カセットコンロ」や「携帯用ラジオ」といった、停電していても調理や情報収集ができるアイテムも多くの方に備えられており、実用的な対策が行われていることが伺えます。
6.台風の影響で、これまでにどんな経験をしたことがありますか?
停電や断水、交通機関の停止を経験したという方の回答が多く、日常生活に大きな影響を受けた方が多いことが分かります。
また、家屋や車の被害を受けた人もおり、台風が生活基盤に与える影響の大きさが再確認されます。
一方で、特に影響を受けていない人も全体の30%程いました。
この方々の他の質問の回答を確認すると、大きな影響を受けたことが無くても、備蓄を用意していたりと、台風への備えを行っていることが分かりました。
さいごに
今月も、たくさんのご意見をいただきありがとうございました!
今回のアンケートで、多くの方が台風接近に備えて、情報収集や普段からの対策を行っていることが分かりました。
その一方で、特に対策を行っていない方も一定数います。
今年も台風によって大きな被害が発生しました。
改めて備えの重要性を再確認し、家族や地域での備えを見直してみましょう。
来月も、是非アンケートへのご協力をお願いします!
参考
キキクルについての記事はこちら↓
みんなの防災だより「まずは、キキクルを活用しよう」