地震の際に新幹線は早期地震検知警戒システムが作動して緊急停車するため、前に飛び出さないように座席の間に体を固定する。立っている場合は手すりをしっかり握って転倒しないようにする。

災害後に道路が機能していても救護活動の妨げとなるのを防ぐため、車での避難は控えて徒歩で避難する。また、徒歩で避難する際には建物から離れた安全な場所を通行してブロック塀や切れた電線には近づかない。

冬の災害時には低体温症になることがある。首の後ろ、わきの下、尾てい骨の上などを温めて体温を調節する。

災害発生後に停電した場合、冷蔵庫内の食べられるものをすぐに確認して整理する。冷凍食品は保冷材の代わりになるため冷蔵庫に移し、肉や魚は火を通しておくなどの工夫をする。

学校にいるときに地震が発生した場合、机の下に入って落下してくる物から身を守る。また通学路が通れなくなっていることもあるため、勝手に帰らずに先生の指示に従う。

黒い雲が近づいてきて周囲が暗くなる、冷たい風が吹く、大粒の雨や雹が降る等の竜巻の兆候を確認したら、車を降りて頑丈な建物に避難する。

災害が発生したらしばらく安全な場所に留まり様々な情報を集めて、安全な帰宅方法を確認してから帰宅する。また駅周辺は混雑しているため近づかない。

リビングで地震に遭った場合、背の高い家具の転倒やガラスの飛散によるケガに注意する。またキッチンでは冷蔵庫といった大きく思い家電などに注意し、揺れを感じたら物の落下・転倒・移動に注意して身を守る。

避難生活はギスギスしやすいため、一緒に避難生活をしているお互いを気遣い、配慮しあうことが重要。また心のケアとして嗜好品を楽しむなど、なるべく普段の生活に近い環境を確保することが効果的。

災害に備えて常備薬、おくすり手帳、おむつ等をすぐに持ち出せるようにしておく。またコンパクトで持ち運びやすい折りたたみ椅子も用意しておくと、疲れた時にすぐに休めるため便利。