屋内に閉じ込められた場合、大声を出し続けるだけでは体力を消耗する。硬い物でドアや壁をたたいたり、携帯電話で大きな音を出して自分が屋内にいることを知らせる。

地震に遭ったら慌てずに丈夫な机やテーブルの下にもぐる。また揺れている間は火傷の危険もあるため無理に火を消そうとしない。

災害に備えて、幼児向けの非常食や離乳食を用意しておく。またビタミンが不足すると口内炎になりやすくなるため注意する。

地下鉄に乗っている時に地震に遭ったら、鞄などで頭部を保護し、手すりやつり革をしっかり握って転倒しないようにする。また停電になっても非常灯が点灯するので慌てずに行動する。

災害時には公衆電話が無料で利用できることがある。またPC・スマホも有効だがITに不慣れな高齢者、災害時要配慮者向けの対策として、ドアの内側への張り紙などのアナログな手段も検討しておく。

雷の危険がある時は開けた場所、山頂、尾根等は避けて鉄筋コンクリート建築や自動車等に避難する。また近くに安全な場所がない時は、高い物体のてっぺんから45°以上の角度で見上げる範囲に留まる。

避難場所への移動は浸水が始まる前に行うことが基本だが、やむを得ず冠水した道路を歩く場合はマンホールや側溝に注意する。

土砂災害に備えて事前に近くの危険箇所を確認しておき、指定されている避難場所や連絡方法について、普段から家族で話し合い避難経路も確認しておく。

本ページでは簡易トイレの作り方を解説しています。

斜面の地表に近い部分が雨水の浸透等でゆるみ、突然崩れ落ちる現象をがけ崩れという。がけ崩れの前兆現象には地鳴り、湧水、ひび割れ等がある。